感じることを許す

今日は「カウンセリングスキルを学ぶ講座」のオンライン無料体験会に参加しました。

参加したきっかけは、以前から「一度お話をお聞きしてみたい」と思っていた方が講師だった、というのと「無料体験会」ということで参加のハードルも低くて、、、と言う理由でした。

その講師の方のことは10年以上前から知っていたのですが、私が何故気になっていたか、と言うと、私の尊敬する人が時々この方のことを発信されていること、そしてなんとなく「土の匂いがする」という印象があったから、、、で今日の体験会を受けるにあたりちょっと調べてみたら、ネイティブアメリカンの方と暮らしを共にされた経験があり、スウェットロッジというリトリートなどもされている、ということで私の直感は当たっていたようでした。

パーマカルチャーという「農的暮らし」という概念を学んでから、「土の匂い」という表現をよく使うようになりました。「匂い」なので、誰でも同じ感覚ではないと思いますが、私の場合は、なんとなく、「ちょっと乾いた良く働く手」をしていそうな感じでしょうか。まさに『地に足のついた』どっしりとした感じがするってこと。グラウンディングできているっぽい、という事ですね。

で、今日の体験会では他の参加者の方とペアになってお話する時間が合計で3回ありました。「聴く」ということに集中して対話する3回目の時、私の中から出て来た言葉は『感じることを許す』という言葉でした。

この言葉を聞いてすぐにピン!と来る人もいるかもわかりませんし、それってどういうことという人もいるかもわかりません。まず、『許す』という言葉の反対側には『制御する』とか『許可しない』という言葉がありそうです。では、制御している、許可していないのは『誰???』ということが気になりますね。

それは、、、だいたいの場合、『自分』なんでしょうね~、ヒプノセラピー的に言うと『過去の自分』でしょうか。

過去の経験で「今、この感情を感じてしまったら自分が壊れてしまいそう💦」と思った時に感情に蓋をしてその場を乗り越えた経験があり、それを繰り返していると、、、『感じることを許可しないという安全地帯』を確保して、いつもその場所にいようとしてしまうことがあります。感じない方がいいことだけ感じないのであれば良いかもわかりませんが、感じた方が良いことや感じないといけないこと(病気の初期症状とか)も感じなくなってしまうのも良く無さそうですね。

『感じない安全』ではなくて『感じても安全』な場所を見つけることができると良さそう。

あれ、気付いたら、ヒプノセラピーの宣伝みたいになっていますが、、、そうなんです!催眠療法は『感じても安全』な場所を見つけるのにとても役に立つ方法、、、沢山の人に体験していただいて『感じても安全』な世界観が広がるといいですね。